秦野市在宅医療・介護連携相談支援室      


医療・介護従事者の皆様

秦野市在宅医療・介護連携相談支援室 のご案内


 秦野伊勢原医師会では秦野市の委託を受けて、地域の医療・介護の連携を推進するための在宅医療サービスのコーディネート拠点として、「在宅医療・介護連携相談支援室」を設置することになりました。
 「在宅医療・介護連携相談支援室」は、 診療所・病院・歯科医師会・ 薬剤師会・訪問看護ステーション・地域高齢者支援センター・居宅事業所・介護事業者・市役所等在宅医療と介護を結び付けるコーディネーターとして、地域の医療・介護サービス提供者の連携をサポートします。

 秦野市民の 「病気や介護が必要になっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしをし続けたい」その想いをかなえるため、医療・介護連携機関への支援(調整・情報提供)を行い、また他市にまたがる困りごとにも関係機関のネットワークで対応いたします。


業務内容

*医療・介護に関する相談支援
*医療・介護に関する情報収集
*医療・介護関係者間の情報共有や研修会
*在宅医療・介護に関する地域住民への普及啓発


まずは、お気軽にご相談ください。

秦野市在宅医療・介護連携相談支援室
(在宅医療・介護関係者向け相談窓口)
場所 秦野伊勢原医師会在宅ケアセンター内(秦野市曽屋11)
相談日時

月曜日〜金曜日(9時〜17時)祝日年末年始を除く

相談先

TEL 0463-82-2560
FAX 0463-82-7877

相談シートにご記入の上、TEL・FAXまたはメールでご連絡下さい↓

秦野市在宅医療・介護連携相談支援室 相談シート

相談担当 在宅医療・介護連携推進コーディネーター(看護師)



お困りごとがございましたら秦野市在宅医療・介護連携相談支援室
窓口までご連絡ください

お問い合わせ TEL:0463-82-2560

秦野市在宅医療・介護連携相談支援室 相談シート




令和4年度秦野市在宅医療介護連携推進事業(秦野市委託事業)

第3回多職種研修会の開催報告(開催日1月18日)

顔の見える関係づくりのために、毎年「多職種連携研修会・講演会」研修会を開催しています。しかし残念なことにコロナ禍により、度々研修会は中止となり3年ぶりの開催となりました。但し対面式ではなく初めてのオンライン研修会を実施しました。

今年度は、一人の症例を段階的にとらえ普段とは違った立場でのロールプレイを行うという新たな試みとして計画した多職種研修会でした。3回の研修会参加を通して専門職同士の交流によりお互いの仕事を知り顔の見える関係作りが出来たのではないでしょうか。

2023年度からは従来通りの研修会が再開できることを願い次年度の計画を進めています。コロナ禍で療養の場への希望には少なからず変化があり、在宅医療の重要性は改めて注目されています。地域医療を担う医師会にあって、私達は専門職同士の交流で常に新しい知識や技能を身に着け、協力し合って地域住民の皆様の笑顔を支えたいと思っています。

2023年2月13日

 


令和4年度秦野市在宅医療介護連携推進事業(秦野市委託事業)

第2回多職種研修会の開催報告(開催日11月16日)

師走を迎え、ますますご多忙の時期に恐れ入ります。
皆様におかれましては、お健やかにお過ごしでしょうか。

さて、先月16日に第2回多職種研修オンライン研修会を開催しました。
今回のテーマは、「在宅療養中(生活支援)」と題してサービス担当者会議の準備と担当者会議を実施しました。日頃とは、全く違う職種を担当し役になりきり話し合うという形でグループワークを進めました。
内容については、アンケートをご覧いただき参考にしていただきたいと存じます。

また、参加者の皆様には、研修の終盤にかけてオンラインが途切れるというハプニングが発生したことで全体討議がスムーズにできずに終了してしまい申し訳ございませんでした。 今回は、アンケート入力期間を延長した関係上、集計結果報告が遅れましたことを併せてお伝えいたします。

次回は、第3回「看取りの時期(終末期の支援)」 摂食嚥下ができなくなった患者の看取り期の支援を考えるというテーマの研修会を令和5年1月18日(水)に開催いたしますので皆様ご参加ください。

2022年12月8日


令和4年度秦野市在宅医療介護連携推進事業(秦野市委託事業)

第1回多職種研修会の開催報告(開催日9月29日)

秋冷日増しに厳しくなる今日この頃少しずつ秋を感じるようになってきましたが、皆様におかれましては、お健やかにお過ごしでしょうか。

さて、先月3年ぶりとなる多職種連携研修会をオンラインにて開催しております。
今回は、「脳梗塞後嚥下障害のある方の退院支援を考える」と題して秦野市内の医療・介護に従事する多職種の皆様に参加していただきました。
模擬退院カンファレンスでは、普段とは違う役割になり切りあらゆる職種で症例について話し合い各グループで意見交換・共有がされました。初の試みとなったオンライン研修会でしたが、「楽しかった」という評価もいただき次回2回目となる研修会11月16日(水)に向け準備を進めておりますので皆様ご参加ください。

2022年10月27日

多職種連携研修会

 

多職種連携研修会




秦野市委託事業 秦野伊勢原医師会主催

在宅医療・介護連携 市民参加型公開講座
「最期まで自分らしく暮らし続ける」開催報告

(開催日12月11日)

「最期まで自分らしく暮らし続ける」というテーマで市民参加型公開講座を開催しました。
多くの人が住み慣れた自宅で 施設で 最期を迎えたいと希望しているというデータが出ています。
果たしてその希望は叶えられるのでしょうか。
何れ訪れる多死社会 私たちが出来ることは何か 

・第1部 下村 幸子氏(NHKエンタープライズシニアプロデューサー)による講演
・第2部 シンポジウム ご家族と医療介護関係者 下村 幸子氏

@ 下村氏の講演では、在宅療養の現場に密着取材した中でカメラを回し続け出会った方々を通して考えたこと。
一人一人が全く違う経過を辿り最期を迎えるその場面に立ち会い体験した死生観について話されました。
人生の最終段階の現場に居合わせたことで数々の貴重な体験をされ、在宅医療における他職連携の在り方や患者とその家族の現場の記録を通して参加者に向けメッセージが発信されました。

A 事例発表では、医療依存度の高い方の「意思決定」を支える家族・医療介護従事者の事例を通して介護のリアルな現場を様々な映像で参加者に観ていただき感想や意見等のやり取りをしました。市民の方からは、重装備するくらいなら治療をしない選択肢もありではないかと思う。「何もつけない在宅の形が可能か」という発言がありました。
決めるのは、自分そして正解はないので納得できるまで話し合うことが大切です。また、主人公の長女さんの「看取りの時間は、人生勉強」という言葉に会場の皆さんが頷かれ様々な反応がありました。
作られた映像ではないからこそ参加した皆様へ伝えたいメッセージが届けられたのではないでしょうか。

大切なことは、家族や多職種で共有し変化する状態に合わせケアを柔軟に対応し本人の意思を理解することに努める必要があります。身近な方と今後のことを話すきっかけとなれば幸いです。

2022年12月16日





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